外資あるあるブログ

GAFAMの外資系IT企業で働く Non Tech マネージャー主水のブログです。

主水、休みの多さに不安になる

なんか休みの話が続きますが、会社員として大切なのはcompensation & benefit、有給休暇、安心して働ける職場環境(D&I含む)そしてワークライフバランス。これらが十分に満たされた上でやっと次に来るプライオリティが「仕事」です。

日本人の有給休暇の取得率は低いですが、意外かもしれませんが実は結構休んでいます。その理由は諸外国と比べると日本は祝日がすごく多いんです。というか世界一との記事もあります。

日本の祝祭日の日数は、諸外国と比べて群を抜いて多いのだ。バカンス大国と呼び声の高いフランスが年間9日、米国が10日だが、日本は欧米勢より1週間以上長い17日。同じアジア勢の香港が13日、シンガポールが11日と続く

参考リンク 祝祭日数世界1位!日本人は休みすぎ!? | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

自分もそうですが日本人は休み下手なので、国全体の一斉休暇とも言える祝日が少なかったら、本当に働き詰めで大変なことになりそうです。ちなみに自分の直属のマネージャーは海外にいる外国人なので、レポートラインは日本にはありません。だからマネージャーや海外の同僚にはゴールデンウィークやシルバーウィークだけでなく、単発の祝日についてもOutlookで通知して、会議を入れられない様にスケジュールをブロックしています。

外資にいると祝日がものすごく多いような錯覚に陥る

自分はAPJCやEMEA, NAMERのメンバーと連携してBest practice を共有したりアイデアを出し合ったりして仕事をしているので、気持ち的に祝日がすごく多いような錯覚に陥っています。例えば海外のメンバーと一緒に取り組むプロジェクトがあるとします。自分が祝日の日は当然仕事をしていないので、プロジェクトの進行はそこで止まります。逆に海外が祝日で自分が平日だと、海外は動いていないので、こっちが平日でもプロジェクトは進みません。何だか書いててよく分からなくなってきましたが、とにかく祝日がとても多いように感じるのです。しょっちゅうどこかしらの国の祝日に出くわす感じ。キャッチボールをしていると、相手や自分が頻繁に休憩を取るからキャッチボールが続かないイメージです(伝わるかな・・・)。日本の平日にいつもは返信が早い人にチャットやメールでメッセージ送ってもなかなか返事が来ず「どうしたのかなあ・・・?」とか思っていると数時間して「主水、今日はNational Holidayなの~」とか、メールのAuto replyでその旨返ってくるとか、本当にあるあるです。そこに長期休暇が入ってくるので、休みの多さに不安になってくるんです「この会社大丈夫か?」って。現実的には全く大丈夫なんですけどね。関係ないですけど「今日できることは明日やろう」な感じの人、結構多いですし。

コロナ禍でのリモートワークで休みと仕事の境目が曖昧に

とどめはコロナ禍でのテレワークです。自分は2020年2月から自宅勤務になり、今でも出社は週に2,3日。ぶっちゃけ出勤時間は純粋に無駄だし、自分のチームメンバーは日本にいないので、F2Fでのケミストリーとかセレンディピティとか無いので出社する意味がわかりません。コロナ前からオンライン会議だけでしたしね。海外出張して直接会える機会が減ったのはProductivityに影響あったとは思いますけど。

コロナ禍では「今日1日仕事したのかしなかったのか良く分からない」のような日が増えました。会社に行っても暇な日ってあるじゃないですか。でも出社すれば雑談したり、アイデアの交換、会社や自分の仕事の近況等の共有、などなどでその日1日仕事をした気分になれたと思います。でもリモートワークで自宅で暇だと休みなのか就業なのか曖昧で分からなくなります。そんなことも休みが多く感じる理由の一つなのかなと感じています。

外資での休みに関してのエピソードは本当にたくさんあるのですが、一旦このテーマは終わりにしてまたの機会に共有しますね。